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「この程度の雪で(笑)」 都民見下す「北から目線」が多発

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.02.10 15:30
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2014年2月8日、日本列島は広い範囲で強風を伴う雪が降り、東京では観測史上4位の27センチの積雪を記録した。

気象庁からは13年ぶりに東京23区に対して大雪警報が発令され、降雪状況を逐一伝える東京キー局のニュースは、大型台風が上陸してきたときと同程度の緊迫感があった。久しぶりの大雪に遭遇した興奮やとまどいを、ツイッターやブログで発信した東京人も多かったに違いない。

雪の足跡(Norio.NAKAYAMAさん撮影)
Heavy Snow City in Omiya Saitama

ところでこうしたニュースが流れるたびに、雪や寒さに慣れた北国の人から「このぐらいの雪で雪国は驚かない」といったツッコミが入る。ネット上ではおなじみの光景といっていい。

「この程度の雪、北海道では日常茶飲事だぞ」
「東京ローカル放送のくせに、降雪をネット局として全国放送するマスゴミがうざい」

北国の物言いにイラッ

これに対して、「上から目線」をもじった「北から目線」という造語が昨年末あたりからネット上で見受けられるようになった。

積雪を想定したインフラ作りを行っている北国とは異なり、首都圏に雪が降るのは年にそう何度もあるわけではない。

「普段降らないから困るし話題になるのであって、雪国が雪で騒ぐなって言うのはズレてるわ」という声があるように、雪に弱いのは当たり前なのに、ここぞとばかりに上から目線で言われるのはたまらない――北国からの手厳しいコメントに対し、カチンときた首都圏在住者が少なくないことを伺わせる。

首都圏は「いつも上から目線」!?

ところが、こうした反論も北国の人にとっては、「首都圏の人間がまたなんか言ってきた」と映ったようだ。

「いつもトンキンがやってる事を逆にやられるとキレるんだなw」
「真面目な話、日頃地方民が天候不順等で大変だって話をしたらそんな所に住んでいる方が悪いとか言ってる奴のせいで反感を買ってるのはあると思うよ。とくに暑さ寒さや積雪に対しては酷いからな。それに対する不快感が積もり積もってこういう時に表出するんだろう」

もっとも、相手を煽るコメントだけでなく、大雪が降った場合の対処法について丁寧にアドバイスするコメントも少なからず見受けられた。こちらは、「目線の違い」が役立った場合と言えるだろうか。

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