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「ドブ川の象徴」道頓堀がキレイになりつつある!?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2014.01.28 20:36
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年1月22日放送で「道頓堀川の水質改善への試み」について取り上げていました。

大阪をイメージする景色で、大阪城と通天閣と並んで有名なのが、グリコの看板がある「道頓堀」です。

大阪のシンボルの1つ「道頓堀」(Richard, enjoy my life!さん撮影)
道頓堀

道頓堀を流れる道頓堀川はかつて"ドブ川の象徴"と呼ばれるほど川の水が汚れていましたが、近年になって川の水が綺麗になってきました。

大阪市によると、道頓堀川の水の汚れを表す数値である生物化学的酸素要求量(BOD)が、去年4月から9月の平均で1リットル中1.8mgであり、これは浄水場が水道用に取水できる基準の2.0mgをクリアする結果となったとのことです。

キレイな道頓堀川へ向けてのさまざまな試み

ここまで来るには、関係者のさまざまな努力があったようです。

かつて1979年には、戎橋~相合橋付近に24基の噴水を設置し、噴水で川の水を循環させることにより水中の酸素量を増やし、道頓堀川の浄化を目指しました。

ただ、この噴水は観光船が通ることになったため、現在は撤去されています。

また、NPO法人「大阪・かいどう808」は2003年と2010年の2度、道頓堀川の上流付近に真珠の母貝「イチョウ貝」を入れました。

大阪・かいどう808によると「イチョウ貝は1日にドラム缶1本分の水を浄化できると言われています。川の浄化に目を向けるキッカケになれば」と考えています。

さらに大阪市では、潮の干満差を利用した水門操作を行って道頓堀川を綺麗にしようという取り組みを行うなど、道頓堀川の水質改善のためにいろいろな試みが続けられています。(ライター:ツカダ)

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