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「日本一暑い、だけでは人は来ない」41度の町・四万十の観光戦略

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.21 07:00
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日本一暑いだけでは観光客はこない

熊谷と多治見は2007年8月に気温40.9度を観測した。両市の民間団体は、昨年7月から9月にかけて最高気温勝負をフェイスブック上で行っていたところ、その最中に「伏兵」四万十がその記録を破り、話題となった。

見事「日本一暑い町」となった四万十だが、西土佐商工会の担当者は、

「暑いというだけでは人は来てくれない。それに日本の夏は年々暑くなっているから、いつどこで最高気温記録が破られるか分からない。1つの地域で売り出すより、暑い地域がタッグを組んだほうがいい」

との思いから、両市の団体に連携を申し出たという。

暑さを売りに観光客を誘致していた両市の取り組みも高く評価し、2014年夏からはフェイスブックへの参戦を希望している。

サミット開催は3市が核となってスタートするものの、オープンな連携を目指し、会場も持ち回りとする予定だ。「もし新記録が生まれたら、現地に押しかけてサミット参加を申し入れたい」と西土佐商工会は話す。山形県山形市や山梨県甲府市、群馬県館林市など、過去に最高気温が40度を超えたことのある地域にも案内状を発送するという。

なお、四万十には日本の最低気温1位マイナス41.0度を記録した北海道旭川市からも提携の話がきているそうだ。

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