奈良県の「幻の菓子」レインボーラムネって何?
2014.01.17 16:00
ツイッターで火がついた
製造工程は次のとおりだ。材料は砂糖、香料、クエン酸、アラビアガム、コーンスターチ、着色料の6種類。それらを機械でかき混ぜてパウダー状の生地にし、金型に落として圧力を加える。たこ焼きのように丸くなったラムネを、機械で1時間ほど乾燥させれば完成だ。決め手は企業秘密の撹拌(かくはん)機。これで原料をかき混ぜないとレインボーラムネの味にならないという。大人の背丈よりも小さい装置で、この辺に大量生産できない理由がありそうだ。
レインボーラムネが誕生したのは1998年と比較的新しく、火がついたのはインターネットの口コミだった。誰かが「ここのラムネがおいしい」とツイッター上でつぶやいたところ、あっという間に広まったという。