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移動販売車を走らす泉北ニュータウン 都市部でも増える「買い物難民」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.11.08 14:35
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2013年11月5日放送で「買い物難民」について取り上げていました。買い物難民(買い物弱者)とは、食料品や日用品など生活必需品の買い物が困難な状況に置かれている人のことで、近年この数が増えているそうです。

この原因には、地域の高齢化や過疎化とともに、1998年の大店舗立地法による規制緩和で郊外型の大型スーパーが増え、生活圏内の商店街や小さなスーパーが消えていったことも関係しているようです。

移動スーパー「もっず号」が市内15箇所で販売

経済産業省の2010年の報告では、買い物難民の数は全国でおよそ600万人と推計。農水省の推計では「生鮮食料品販売店まで500メートル以上あり、自動車を持っていない人」の数は910万人としています。

そんな中、2年前から大阪・堺市の泉北ニュータウンでは、買い物弱者支援のため移動販売車による対策が行われています。昭和42年に入居が始まった泉北ニュータウンは、近年になり高齢者が増加。人口も平成4年をピークに減り続けている土地なのです。

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2011年からは国と堺市の補助を受け、中百舌鳥駅前商店街の運営する移動スーパー「もっず号」という移動車を走らせています。現在は市内15箇所の介護施設を拠点に回り、介護施設の入居者に限らず近所の住民も対象に販売を行っています。

販売する商品も品目を絞り、生鮮食料品などのロスが出ないように工夫しているそうです。運営を含め、現在もまだまだ試行錯誤を続けている状況ということでした。(ライター:大阪M子)

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