82歳筆者が考える、「パソコン苦手」な若者たち...高齢者向け教室での経験から
2016.05.10 11:00
少し前の話だが、東京工芸大学マンガ学科教授・伊藤剛さんのこんなツイートが、世間の注目を呼んだ。
一昨年くらいまでは、むしろほぼ全員パソコンを使える感じだったのですが、スマホ世代になってから「手書き原稿を写メった画像ファイル」でレポート提出という学生さんが出てきました。これはいかんと思い、昨年度からレポート提出はワードなどのファイルのみに指定しました。
— 伊藤 剛 (@GoITO) 2016年4月4日
若者といえばパソコンが得意――そんな先入観が世の中にはあるが、今や「スマホ世代」となり、パソコンにはあまり馴染みがない、それどころかレポートの提出さえままならない、という学生が出ている、というのだ。
この現象を、上の世代はどう見るか。ぶらいおんさんは82歳ながら、仕事で長くパソコンを使った経験があり、今では地元の高齢者にボランティアで教室を開いている。そんな経験から、若者、そして高齢者のIT事情を読み解いてもらった。