次の大河ドラマは「木曽義仲・巴御前」?! 北陸新幹線効果で実現するかも
今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」もいよいよ終盤を迎えようとしている。主要な舞台となった兵庫県、そして晩年を過ごす福岡県・大分県には、全国の視聴者からの熱い視線が注がれた。大河ドラマの力はやはりすごい。
その力にあやかるべく、「郷里の偉人」を大河ドラマの主役に、という陳情が各地で行われていることは以前にも紹介した(黄門、光秀、忠勝...各地に乱立する大河ドラマ誘致運動が熱い)。そんな中、北陸を中心とした各県が強力に推しているのが、源平合戦期の武将「木曽義仲・巴御前」だ。
2014年12月11日、長野県・富山県・石川県・埼玉県の関係者が東京・渋谷区のNHKを訪れ、木曽義仲・巴御前の大河ドラマ化を、NHK会長に要請した。この陳情、2009年から数えてなんと6回目だというから、その「本気度」がうかがい知れる。長野県の阿部知事、富山県の石井知事らは、来年3月開業の北陸新幹線と義仲・巴の進軍ルートが重なる部分が多いことを力説し、4県の25万人を超える署名簿を手渡したという。