円満なご近所付き合いの秘訣は「持ちつ持たれつ」の精神......とはよく言うが、実際には往々にして、どちらかが「持たれっぱなし」になってしまいがち(あるいは、「持たれっぱなし」だと感じてしまいがち)。宮城県のZ也さん(40代・会社員)は、小学生の子どもを持つパパ。その子どもの友達をめぐって、Z也さんにはあるモヤモヤが......。 家庭環境はいろいろなのだろうけど 妻と、小学生の子ども2人で暮らしています。 うちの近所には同年代の子どもを持つお家が多く、子どもたちもお互い仲がいいので、自然とお互いの家を行き来して遊ぶようになりました。 ところが、ちょっと困ったことが起こりました。ある家の女の子についてです。 大勢の子どもたちがいれば、それだけさまざまな家庭環境があります。その女の子、まだ小学校の低学年なのですが、彼女はお母さんとお祖母さんとの3人暮らし。なんでも数年前にご両親が離婚して、お母さんと一緒にその実家に帰ってきたのだそうです。遊びに来ていた彼女にそれとなく聞いてみると、 「ママはね、毎日遅くにならないと帰ってこないの。お仕事忙しいんだって」 そのため、普段はお祖母さんが面倒を見ているのだそうです。 用事があるときは我が家に預けるように... 下の子どもと同学年なこともあり、彼女はしばしば我が家に来るようになりました。 手のかからない、とてもいい子なので、最初のうちは特に問題はなかったのですが......。次第に、お祖母さんの方が我が家を「当てにする」ようになり、その子を預けて外出することが増え始めたのです。 その頻度が次第に上がっていき、気が付けばほとんど毎日のようにその子がウチにいる、という状況になって、「これはマズイ」と感じました。これって、我が家のことを託児所か何かと思っているんじゃないだろうか、と。 断ったら嫌味を言われたけど... 妻とも話し合った上で、ある日、いつものように我が家へとやってきたお祖母さんに、「今日はウチも出かける用事があるので、お預かりできない」とお伝えしました(実際に用事もありましたので)。 おそらく予期していなかったであろう「お断り」に、お祖母さんは気分を害した様子で、「昔は、子育ても近所みんなで協力していたものだけど。時代かしらね」とずいぶんな嫌味を言われましたが、おそらくこちらの「あまりたびたび預けられても困る」という意思を察したのでしょう。それ以来、よほどのことがない限り頼みには来なくなりました。 どっぷり依存される前に、なんとか断れてよかった――と思う反面、女の子自体には非がないだけに、今でも少し胸が痛みます。 あなたの「ご近所トラブル」体験談、募集しています Jタウンネットでは、あなたや周囲の人が遭遇した「ご近所トラブル」体験談を募集しています。 寄稿フォームないしはメールで、編集部にお送りください。秘密は厳守いたします。 (※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)