ご近所さんとのトラブルの怖いところは、相手が「近く」にいることだ。険悪な間柄の人間と、いつバッタリ出会うかわからないというのは(こちらに理があろうがなかろうが)気持ちのいいものではない。北海道のCさん(30代女性・主婦)は、上記のような状況に陥った結果、ついに引っ越しという道を選ばざるを得なかった。いったい何があったのか。 南向きのベランダ。布団干しにはぴったりだったのに 数年前、隣人とのトラブルが原因で、住んでいたマンションから引っ越さざるを得なかった者です。何があったかと言いますと――。 画像はイメージです(mxmstryoさん撮影、Flickrより) そのマンションは、南向きのベランダがありました。日当たりもいいので、私はよく、そこで布団を干していました。その際、確かに布団を叩いてはいましたが、そんな大きな音を立てたつもりもありませんし、時間帯も午前中で、迷惑になるようなことはしていないはずです。 突然鳴り響いたインターフォン、切るとドアを叩きまくる ところが引っ越して数カ月が経った、ある日のことでした。主人を仕事に送り出し、布団干しも終え、部屋で1人一息ついていたところ、チャイムがけたたましく鳴り響いたのです。 いったいなんだろう――とインターフォンに出たところ、そこにいたのは30代くらいの男性。こちらが用件を尋ねる間もなく、ものすごい剣幕で、矢継ぎ早に怒号を飛ばしてきます。何かこちらに文句を言っているのだ、ということは辛うじてわかりましたが、私の言うことなどはまったく聞いてくれず、一方的に怒鳴られまくるばかり。 やむを得ずインターフォンを切ると、今度はドアをドンドンドン、ドンドンドン!と叩いてきます。「このままでは何をされるかわからない!」――あまりの恐ろしさに動転した私は、慌てて警察に電話をしました。 うっかり鉢合わせたらどうしよう すぐに警察の方が駆け付けてくれて、ドアを叩き続けていた男を引き離し、事情を聞きだしてくれました。 その人はなんとお隣さんで(面識はありませんでした)、 「隣の女が布団を叩く音が大きくて眠れない! その上ベランダからいつもこちらを覗いている! 声も盗聴されてるんだ!」 などと訴えているというのです。布団の方は気をつけていたつもりですし、残りの2つはまったくの事実無根だと、警官さんにも説明し、納得もしていただけたのですが、当のお隣さんは一向に聞く耳を持ちません。 その後、管理会社に間に立ってもらったり、主人が直接話したりもしたのですが、全く話し合いにならず、手が付けられない状態でした。その間、部屋にいてもいつまた怒鳴り込んでくるかわからないし、外出しようにもバッタリ廊下なんかで出くわしたら――と思うと不安で仕方がなく、耐えられなくなったためとうとう引っ越しを決めました。 経緯が経緯、数カ月で出ていく格好になったので、敷金も戻ってきませんでしたが、引っ越したおかげで平穏な生活を取り戻すことができました。本当に良かったです。 あなたの「ご近所トラブル」投稿、募集します Jタウンネットでは、あなたや周囲の人が遭遇した「ご近所トラブル」体験談を募集しています。 寄稿フォームないしはメール(toko@j-town.net)で、具体的なエピソード(500字前後~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください。