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「普通に布団を叩いていたら...『うるさくて眠れない!俺を監視している!』と怒鳴り込んできた隣人」(北海道・30代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2015.08.20 17:00
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ご近所さんとのトラブルの怖いところは、相手が「近く」にいることだ。険悪な間柄の人間と、いつバッタリ出会うかわからないというのは(こちらに理があろうがなかろうが)気持ちのいいものではない。

北海道のCさん(30代女性・主婦)は、上記のような状況に陥った結果、ついに引っ越しという道を選ばざるを得なかった。いったい何があったのか。

南向きのベランダ。布団干しにはぴったりだったのに

数年前、隣人とのトラブルが原因で、住んでいたマンションから引っ越さざるを得なかった者です。何があったかと言いますと――。

画像はイメージです(mxmstryoさん撮影、Flickrより)
布団干日和

そのマンションは、南向きのベランダがありました。日当たりもいいので、私はよく、そこで布団を干していました。その際、確かに布団を叩いてはいましたが、そんな大きな音を立てたつもりもありませんし、時間帯も午前中で、迷惑になるようなことはしていないはずです。

突然鳴り響いたインターフォン、切るとドアを叩きまくる

ところが引っ越して数カ月が経った、ある日のことでした。主人を仕事に送り出し、布団干しも終え、部屋で1人一息ついていたところ、チャイムがけたたましく鳴り響いたのです。

いったいなんだろう――とインターフォンに出たところ、そこにいたのは30代くらいの男性。こちらが用件を尋ねる間もなく、ものすごい剣幕で、矢継ぎ早に怒号を飛ばしてきます。何かこちらに文句を言っているのだ、ということは辛うじてわかりましたが、私の言うことなどはまったく聞いてくれず、一方的に怒鳴られまくるばかり。

やむを得ずインターフォンを切ると、今度はドアをドンドンドン、ドンドンドン!と叩いてきます。「このままでは何をされるかわからない!」――あまりの恐ろしさに動転した私は、慌てて警察に電話をしました。

うっかり鉢合わせたらどうしよう

すぐに警察の方が駆け付けてくれて、ドアを叩き続けていた男を引き離し、事情を聞きだしてくれました。

その人はなんとお隣さんで(面識はありませんでした)、

「隣の女が布団を叩く音が大きくて眠れない! その上ベランダからいつもこちらを覗いている! 声も盗聴されてるんだ!」

などと訴えているというのです。布団の方は気をつけていたつもりですし、残りの2つはまったくの事実無根だと、警官さんにも説明し、納得もしていただけたのですが、当のお隣さんは一向に聞く耳を持ちません。

その後、管理会社に間に立ってもらったり、主人が直接話したりもしたのですが、全く話し合いにならず、手が付けられない状態でした。その間、部屋にいてもいつまた怒鳴り込んでくるかわからないし、外出しようにもバッタリ廊下なんかで出くわしたら――と思うと不安で仕方がなく、耐えられなくなったためとうとう引っ越しを決めました。

経緯が経緯、数カ月で出ていく格好になったので、敷金も戻ってきませんでしたが、引っ越したおかげで平穏な生活を取り戻すことができました。本当に良かったです。

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