「ネズミがウジャウジャ」動画のファミマ、ひっそりと閉店していた
2020年は子年だ。読者の皆さんも、年賀状やカレンダーで、すでにネズミの姿を何度も目にしているのではないだろうか。
新しい年の訪れを祝うネズミたちは大抵かわいらしい姿をしているが、2019年、かわいいとは言えないネズミたちが世間を賑わせたことを、皆さん覚えているだろうか。
8月、東京都渋谷区のファミリーマート店舗で起きた騒動だ。
この写真は、話題となったファミマ店舗で撮影された映像の一部。黒く、しっぽの長いネズミが弁当やおにぎりの置かれているオープンケースの上に登ったり、床を歩いたりしている。こうした動画がSNSに投稿されたことで、大きな注目を集めたのだ。
こうした事態を受け、ファミリーマートは8月6日に公式サイト上で、
「ネズミが店内にいる不衛生な動画が投稿されております。皆様に不快・不安な思いを与えてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます」
と謝罪。当該店舗の営業を休止したうえで、
「駆除、防鼠工事、店内消毒などの対策を進め、店舗の周辺環境も考慮の上、営業再開の可否を含めて検討してまいります」
としていた。
この発表から5か月が経った。
結局のところ、ネズミが現れた原因は分かったのか、営業休止となった店舗はその後どうなったのか。
Jタウンネット編集部が、ファミリーマート広報部を改めて取材した。