1945年5月14日の名古屋空襲で惜しくも焼失してしまった名古屋城の大天守や小天守、本丸御殿などの建築群。もし残っていたら世界遺産に登録されていただろうと言われるほど絢爛豪華な建物だった。
現在の天守閣は1959年に再建された。内部にはエレベーターが設置され足腰の弱った人でも登楼できるようになっており、名古屋のシンボルの1つとして親しまれている。
名古屋城大天守(Paul Davidsonさん撮影、Flickrより)
本丸御殿跡の方は半世紀以上も手つかず状態だったが、2008年から焼失した建物を忠実に再現する工事が始まった。総工費は約150億円といわれている。