西のぼんち揚VS東の歌舞伎揚! 愛好者の境界線は何県にある?

2016年9月30日 06:00

ぼんち株式会社の「ぼんち揚」と天乃屋の「歌舞伎揚」とは、さくっとした歯ごたえと程よい醤油味が特徴の揚げ煎餅だ。どちらも1960年に発売され、それぞれ関西、関東において支持されている。

かつおと昆布のだしが効いたぼんち揚と、歌舞伎の家紋が刻まれた歌舞伎揚とでは味わいもデザインも異なるが、どちらも揚げ煎餅として親しまれているため、比べられることも多い。

そこでJタウン研究所では、「『ぼんち揚』と『歌舞伎揚』、どっちが好き?」をテーマに都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数836票、2015年1月29日~2016年9月26日)。果たして結果は――。

「地元」ではそれぞれ高支持率...と思いきや

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全国的には、ぼんち揚が55.1%、歌舞伎揚が41.4%で、ぼんち揚がやや優勢という結果になった。

歌舞伎揚と比較して薄めの味付けとソフトな食感が、現代の日本人の好みにあったのだろうか。

歌舞伎揚を製造している天乃屋の公式サイトには、

「現在の歌舞伎揚は、皆様の嗜好の変化に合わせて、ソフトに仕上げるようになり...」

という1文があるため、ソフトに仕上げるのが近年のトレンドのようだ。

地域ごとの分布を見てみると、ぼんち揚は関西を中心に22府県で優勢で、歌舞伎揚は関東を中心に、同じく22都道県で支持を集めた。境界線となっているのは東海地方で、それより東は歌舞伎揚、西はぼんち揚が優勢な地域が集中した。

また、両者が拮抗した地域が2県あったため、実質的な人気の差はかなり小さいと言える。

差を付ける原因となったのは最多得票数を誇る東京都での投票で、歌舞伎揚の地元であるにも関わらず、ぼんち揚が55.8%を獲得。過半数からの支持を集めた。

東京都での人気を伸ばした背景には、2014年の日清食品との業務提携以降、ぼんち揚が関西以外にも進出したことが考えられる。

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