謎の金髪キャラ「トットリー氏」が鳥取市の魅力発信 シュールすぎる特設サイトがオープン
鳥取市の魅力をコミカルに伝えるキャンペーン「それ、鳥取市だよ」がスタートした。
主役は謎の金髪男性キャラクター「トットリー氏」。ひょんなことから鳥取市に移り住むことになったという彼が、地元ならではの文化や観光情報に触れていくという内容だ。
鳥取市の魅力をどんどん学んでいくトットリー氏の様子は、2020年2月14日にオープンした特設サイトやウェブ動画で確認することができる。
ウェブ動画では、「ドレミファソラシド ドシラソファミレド」のメロディーで、鳥取市ならではの情報を歌にして紹介していく。それに対するトットリー氏のコミカルな反応とあわせて、全体的にシュールな作品といった印象だ。
例えば、縁結びの御利益があるとされる白兎神社を紹介した動画は次のような内容だ。
せっかくなので、もう1本。こちらは、日本海に面した鳥取市では、スーパーにも新鮮な魚が並んでいるという魅力を伝えるものだ。
歌に合わせて鳥取市の魅力を伝えているのは、市の公募で決まった3組。市内の子供たちで構成するチアダンスチームや、地元で活動する声楽家らが選ばれた。
こうしたウェブ動画だけでなく、サイト上では鳥取市の観光や食文化などを文章でも紹介。例えば、鳥取駅から徒歩で行ける距離にある「駅チカ温泉」や、鳥取市の正月ではあずきの入った甘いお雑煮が主流といった情報をユーモラスにまとめている。
いずれのコンテンツも「地元民がトットリー氏に市の魅力を教えていく」というスタンスになっているので、他県民はトットリー氏と自分を重ねる形でもサイトを楽しむことができそうだ。