リアクションの「さじ加減」に悩むふなっしー 騒ぎすぎでも静かでも「期待外れ」
熊本の「くまもん」と並び、ゆるキャラブームの先頭を走る千葉県船橋市の完全非公認ご当地キャラ「ふなっしー」。8月の「ご当地キャラ総選挙2013」で優勝して勢いに乗っているが、最近は周囲がそのノリについていけない場面があるようだ。
ふなっしーの失態を、サイゾーウーマンが相次いで報じている。10月2日に開催されたドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の製作発表会見に登場したふなっしーは、報道陣から大ヒンシュクを買ってしまった。
米倉涼子演じるフリーランス派遣医師との「フリーつながり」で応援にかけつけたものの、大物俳優が並ぶ中で完全に浮いてしまった。司会者が「米倉さんがふなっしーに興味があるということで」と話を振ったが、米倉さんは、
「違うなっしー」
と真顔で即答。カメラマンからも「ふなっしー、いらないんだけど」とクレームを入れられ、翌日のスポーツ紙でふなっしーの登場を報じたところはなかったという。
ハイテンションで不評のふなっしーが、黙りこくって不評だったこともあった。9月25日、映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』のアテレコ会見にAKB48の渡辺麻友さんとともに登場したときのことだ。
まゆゆに対し、女性リポーターが「前田敦子と尾上松也の熱愛」について斬り込むと、「梨汁ブッシャー!」とかき回す役を期待されていたはずのふなっしーが、なぜかピタッと硬直してしまった。
ワイドショー関係者によると、現場では「ふなっしー、何か言ってあげてよ! 案外、対応力ないの?」とガッカリした空気が流れてしまったとか。ふなっしーへの期待が高まる分、リアクションのハードルは上がる一方のようだ。