「無駄だらけのプログラムを効率化して、1万行→500行に。それを見た上司が激怒して『あいつは三流』と言いふらし始めました」(エンジニア・50代男性)
職場で起こる様々なトラブルの中で、非常に厄介なのは人間関係をめぐる揉めごとだろう。
あの人が仕事を押しつけてくる。この人はイライラするといつも態度に出る...、など。ぱっと思いつく限りでも、パワハラしがちな上司やなまけ癖の同僚、嫌みな態度をとる「お局(おつぼね)」といった人たちの顔を思い浮かべることができる(弊社にいるとはいってない)。
みなさんも一度くらいは、イラっとモヤっとした経験があるだろう。このコラムでは日本各地からJタウンネット編集部に寄せられた、そんな「職場トラブル」体験談を紹介していきたいと思う。
第1回は、東京都に住むプログラマー・Yさん(50代男性)が体験した職場トラブルだ。
金融系の職場で派遣社員としてプログラムを作っている彼。上司の派遣社員Kさんが厄介者で、Yさんが仕事を「効率化」させると、憤慨するというのだ。
たとえば、上司のKさんが書いたプログラムのソースコードが1万行だったため、Yさんが500行にすると、怒り心頭。Kさんは周囲に「あいつ(Yさん)は三流」などと吹聴(ふいちょう)しだしたという。
早速、彼が体験した職場トラブルを読んでみよう。エンジニアではない人も、頷ける部分があるはずだ。