「無駄だらけのプログラムを効率化して、1万行→500行に。それを見た上司が激怒して『あいつは三流』と言いふらし始めました」(エンジニア・50代男性)
30年働いてるのに、初歩の初歩を聞いてくる上司...
職場での愚痴です。
私は派遣社員で金融系の仕事をしています。職場に、K氏という50代の男性の派遣社員がいます。
私より半年くらい前に現在の職場に就いたらしいです。
私は彼が作った基本設計と詳細設計を元にプログラムを作っています。もちろんですが、私は派遣されたばかりのド素人で右も左も分かりません。
でも何か変なんです。
プログラムを実行させるには、プログラムをコンピュータが理解できる機械語に翻訳してやる必要があります。この作業を「コンパイルする」と呼びます。
でも彼は、エンジニア経験30年だというのに、自分が作ったプログラムをコンパイルできず、その方法を私に聞いてきます。
それどころか、プログラムの文法も私に聞いてきます。あれ?なんか変だなと感じていました。
K氏が変だと思うところは、まだあります。彼は、お客さんとの会話でも、
「それでさ~」
「だからさ~」
「あああ、仕方ないんだよな~」
と、ため口の連発。社会人としてどう生きてきたんだろうかと不思議に感じていました。
それでいて、彼がひな形のプログラムを作って、みんなはそれをコピーして...。「俺の真似をすれば簡単にプログラミングができる」と自慢気に説明されていました。
ところが、そのひな形のプログラムをもらって、蓋を開けてビックリ仰天。なんと1万行もあるのです。よくよくプログラムを調査してみると、同じ処理を、あっちでも、こっちでも、そっちでも。数十か所で重複してプログラミングしていることが判明しました。