河北国際工業デザインウイークの目玉は、革新的な製品にとどまらない

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【石家荘（中国）2022年12月8日新華社＝共同通信JBN】革新的な地下鉄回転手すりは、回転消毒、駅の表示、ハンドル温度制御などの機能を備えている。小型で柔軟な、ヘビのような食品配達ロボットは、地震後にがれきの奥深くまで進入するのに使用できる。EVの新興企業であるXiaopengの純電動有人飛行車「Voyager X2」も、初の海外での公開飛行を終えたばかりで、ステージに登場した。

これらは中国北部の河北省雄安新区（Xiong'an New Area）で開催されたHebei International Industrial Design Week 2022（河北国際工業デザインウイーク2022）のハイライトの一部である。工業デザインイノベーションの成果の展示会では、国内外の300を超す出展者の3000点以上のグローバルデザイン製品が6000平方メートルの会場に展示された。

デジタル人民元ハードウエアウォレット、水陸両用ゴミ清掃車、遠隔触覚インタラクティブ服は、このデザインウイークの雄安の最初の「Amazing（素晴らしい）」展示会で展示され、多くの来場者を引き付けた。

雄安の風景に基づいて、展示エリアは、スマート輸送、環境保護、子供の居住性、高齢者ヘルスケア、産業トレンドをそれぞれ中心とする5つのグリーンアイランド展示エリアを作成した。

多様な機能、豊富なタイプ、安全と健康を特徴とする雄安新区の将来の生産とライフスタイルが、実際のシナリオ、仮想技術、および製品の統合を通じて紹介された。

イノベーション成果展は、国際的な要素を備えた多くのエリアも開設しており、オランダ、英国、イタリアなどからのまばゆいほどの革新的なデザイン製品を扱っている。

オランダのロッテルダムに拠点を置くSuperuse Studioは、新しい子供向けアミューズメントパークを開設した。このパークは、廃棄された風力タービン ブレードをリサイクルデザインに使用し、風力エネルギー産業からの廃棄物を機能的で美しく持続可能な都市家具に転換している。

河北省工業・情報技術部（Hebei Industry and Information Technology Department）の副部長であるSong Xiangdang氏は「Hebei International Industrial Design Weekを開催することで、われわれは工業デザインにおける国際交流と協力のための共有プラットフォームを構築し、約束した世界への開放に対する自信を伝えた」と述べた。

工業デザインイノベーションの成果を披露する世界的な展示会であるHebei International Industrial Design Weekは、5年間の発展を経て、世界的なデザインイノベーションの概念とリソースを集めるための重要なプラットフォームになり、雄安新区の発展を促進し、河北の質の高い開発に寄与している。

ソース：Hebei Industry and Information Technology Department