【福井工業大学】 超小型人工衛星「エクレウス」からの電波受信に成功!
全学をあげて宇宙産業に貢献する人材育成をめざします
令和4年12月6日 発信
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~全学をあげて宇宙産業に貢献する人材育成をめざす~
月周辺を飛行する「エクレウス衛星」からの電波受信に成功!
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【動画:https://www.youtube.com/watch?v=G6uMffa9rm0】
福井工業大学(所在地:福井県福井市、以下「本学」)は、11月16日に打ち上げられた国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)の超小型深宇宙探査機エクレウスからの電波受信に成功しました。本学あわらキャンパスにこの8月に完成した3.9mの小型パラボラアンテナが捉えたものです。
これは、人類の長年の夢であった「アルテミス計画」の第一歩として打ち上げられた、第一号機に搭載されたエクレウスからのものです。今回の電波受信成功により、本学の宇宙通信・宇宙観測地上局が「月探査」の地上局として運用できることが立証されました。
実際に電波受信に関わった学生からは「感動」が伝えられ、学部学科を超えた「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」が大きく前進しました。
本学では、2023年夏に月周回衛星との運用を可能とする13.5mの高性能パラボラアンテナを新たに設置する予定です。民間大学では国内唯一の月軌道までの衛星地上局としてエクレウスのさらなる運用に加わり、JAXAのサポート拠点となります。
宇宙に興味のある学生が一人でも多く福井工業大学で学びを深め、宇宙産業の発展に貢献する人材育成をめざします。
つきましてはご多用中誠に恐れ入りますが、ご取材並びにご掲載いただけますようご案内申し上げます。
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◇「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」https://www.fukui-ut.ac.jp/phoenixhyper/
本学では令和2年度から「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」をスタートし、「宇宙研究の発展」「地域振興の発展」「観光文化の発展」の3つの研究の新展開を図ることとしました。特に、JAXAとの共同研究により今後重要となる「月周回軌道衛星との通信」を可能とする高性能な口径13.5mパラボラアンテナならびに「宇宙産業に貢献する地球周回衛星との通信」を可能とする口径3.9mのパラボナアンテナシステムの新規整備と性能実証を進めております。
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【配布資料】
(1)記者会見次第
(2)月周辺を飛行するエクレウス衛星からの電波をJAXA以外の国内機関では
福井工業大学が唯一捉えることに成功
福井工業大学 電気電子工学科 主任教授 青山隆司
担当部署: ふくいPHOENIXハイパープロジェクト 宇宙研究推進本部