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OpenLightが業界で初めて電子設計とフォトニクス設計を統合したプラットフォームのプロセス設計キットの提供を発表

2022.11.23 19:30

AsiaNet 98950 (3010)

【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)2022年11月23日PR Newswire=共同通信JBN】
* 新サービスにより、オンチップレーザー技術を利用した高速で正確かつ信頼性の高いフォトニクスIC設計が可能に

フォトニック集積回路(PIC)のエンドツーエンド設計を効率化し、データ通信、テレコム、LiDAR、ヘルスケア、HPC、AI、光コンピューティングなどのアプリケーションの将来的な需要に応えるため、OpenLight(https://openlightphotonics.com/ )は23日、プロセス設計キット(PDK)を一般提供すると発表した。OpenLight PDKは、シノプシス(Synopsys)のフォトニックIC設計ソリューション(https://www.synopsys.com/photonic-solutions )ですぐに使用でき、シノプシスOptoCompiler(https://www.synopsys.com/photonic-solutions/optocompiler.html )(TM)で直接使用したり、シノプシスOptSim(https://www.synopsys.com/photonic-solutions/optocompiler/optsim-photonic-ic.html )(TM)フォトニックシミュレーターでシミュレーションできる、リン化インジウム・アクティブ光学素子をオンチップ搭載しており、顧客がそれぞれの設計要件に合わせて光増幅器、オンチップレーザー、高速・低損失変調器を搭載したPICを作成できるようにする優れた設計法を提供する。

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1832614/OpenLight_Logo.jpg

顧客は、試験で実証済みのフォトニックコンポーネントの広範なライブラリにアクセスすることで、PICの初回成功率を高め、より信頼性の高い設計、製造を実現できる。この技術は、タワーセミコンダクター(Tower Semiconductor)のシリコンフォトニクス製造プロセス(PH18DA)の認定試験、信頼性試験に合格している。

タワーセミコンダクターの上級副社長兼アナログ事業本部長、Marco Racanelli博士は「タワーのファウンドリー・プラットフォームに実装されたOpenLightの技術には、限界を押し広げ、次世代のフォトニックIC製品を実現する能力があると確信している。PDKが世界中で利用可能になり、共通の顧客がオープンファウンドリーモデルを通じてこの先端技術にアクセスし、メリットを享受できるようになった。これまでに製造されたPICの結果は素晴らしく、今回発表されたPDKは、業界のさらなるPICイノベーションを加速させ、設計者が自信を持ってオンチップレーザーや光増幅器を搭載した新製品をより早く開発し、市場に投入できるようになるだろう」と語った。

シノプシスは、シノプシスOptoCompilerを通じてOpenLightのPDKをサポートし、フォトニックエキスパートとIC設計者の間のギャップを埋め、フォトニック設計の生産性を電子設計と同等にする。シノプシスOptoCompilerは、フォトニックICの設計、検証、サインオフを完全に網羅したエンドツーエンドのソリューションである。同ソリューションは、フォトニック設計に特化した機能と業界で実績のある電子設計手法を独自の統一プラットフォームに統合、フォトニックIC設計を使いやすく迅速かつ柔軟にする。

シノプシスのAveek Sarkarエンジニアリング担当副社長は「業界をリードするシノプシスのフォトニックIC設計ソリューションとOpenLightの集積レーザー技術を1つのプラットフォームに組み込むことで、これまでにはない方法で現実世界のPICを設計できるようになる。タワー、OpenLightが協力して互いの顧客をサポートすると同時に、レーザー集積型シリコンフォトニクスの普及を加速させていきたい」と語った。

OpenLightの最高執行責任者(COO)、Thomas Mader博士は「これまで、アクティブ光学素子をオンチップ搭載したオープン・シリコンフォトニクス・プラットフォームは存在しなかった。当社は、集積レーザーが参入障壁をどの程度まで低くし、さまざまな用途向けのPICの設計方法を変革できるのかを見出してきた先駆者だ。PDKの一般公開により、OpenLightは設計側の参入障壁も下げ、顧客がPICを迅速に設計し、市場投入や生産をより速くできるようにした。これはほんの序の口で、今後も当社のプラットフォームのスケールアップ、スピードアップ、パワーアップを続けていくつもりだ」と語った。

OpenLightは、2022年6月に独立企業として発足、レーザーを集積したオープン・シリコンフォトニクス・プラットフォームを世界で初めて発表した。同社は今夏、初めてレーザー集積型の400Gと800Gの参照設計を発表、既に顧客には合格点をもらっている。

 
最新のPDKが利用可能かをOpenLightに問い合わせるには、https://openlightphotonics.com/ にアクセスを。

▽OpenLightについて
OpenLightには、フォトニクス設計で数十年の経験がある。当社の経営陣とエンジニアリングチームは、テレコム、データ通信、LiDAR、ヘルスケア、HPC、AI、光コンピューティング用アプリケーション設計の性能、電力効率、信頼性を向上させるため、世界初のレーザー集積型オープン・シリコンフォトニックス・プラットフォームを提供している。200以上の特許を持つOpenLightは、これまで届いていなかった場所に光学ソリューションをもたらし、これまで不可能だった技術やイノベーションを可能にしている。同社はカリフォルニア州サンタバーバラに本社を置き、シリコンバレーにオフィスがある。詳しくは、www.openlightphotonics.com を参照。

ソース:OpenLight

▽問い合わせ先
Roshin Mathew
The Hoffman Agency
213-374-6113
rmatthew@hoffman.com

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