SM Investments、成長の勢いを維持
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【パサイ(フィリピン)2022年11月10日PR Newswire =共同通信JBN】SM Investments Corporationは、1-9月期の連結純利益が429億フィリピンペソで、昨年の同じ時期の286億ペソから50%増加したと発表した。
9カ月間の連結売上高は前年同期の2926億ペソから3819億ペソへ31%増えた。
SM InvestmentsのFrederic C. DyBuncio社長兼最高経営責任者(CEO)は「この四半期は経済活動の高まりと消費者意識の強さに支えられ、成長の勢いを加速し続けた。われわれはこの結果に勇気付けられ、第4四半期の成長持続について自信を保っている」と語る。
「Philippine Geothermal Production Companyの買収と、各投資先企業の黒字業績で、当社のポートフォリオ投資はグループに有意義な貢献役にもなっている」とDyBuncio氏は付け加えた。
SM InvestmentsはAllfirst Equity Holdings Incの関係筋から81%株を取得することで証券取引委員会から承認された。この取引でSM InvestmentsはPhilippine Geothermal Production Companyの持ち株が100%になった。
報告された純利益はポートフォリオ企業の割合が13%で、銀行業は45%、資産が23%、小売りは19%を占めた。総資産は1兆5000億ペソ。ギアリング比率は純負債38%、自己資本62%だった。
SM Retailの9カ月間の純利益は前年同期の48億ペソから115億ペソへと138%増え、2019年のパンデミック前の水準を上回った。
学校の対面授業の再開に伴い、シューズやかばんなど学用品の需要が高まっている。
小売業の売上高は前年同期の2049億ペソから2581億ペソへと26%拡大した。
裁量的支出が引き続き強く、専門店の純利益は139%、売上高は35%それぞれ増加した。
DyBuncio氏は「国内全域での雇用の上昇とOFW(海外フィリピン人労働者)からの国内送金の増加が支出拡大に役立っており、第4四半期に向けて例年の年末行事の再開で勢いが持続すると予想している」と述べた。
SM Prime Holdings, Inc.が発表した9カ月間の連結純利益は220億ペソで、昨年の156億ペソから41%多くなった。
BOO Unibank, Inc.は中核業務が堅調な業績で、9カ月間の純利益を400億ペソに増やした。前年同期は324億ペソだった。
China Banking Corporationが発表した9カ月間の純利益は、売上高と中核手数料収入の増加で前年同期比31%増の147億ペソだった。
ソース: SM Investments Corporation