GCashがSingapore FinTech Festivalでフィリピンを世界の舞台に
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AsiaNet 98687 (2824)
【マニラ(フィリピン)2022年11月8日PR Newswire=共同通信JBN】フィンテックの「ダブルユニコーン」であるGCashはSingapore FinTech Festival(SFF)2022においてフィリピンを世界の舞台に引き上げ、パンデミックのロックダウンをこえて同社がいかにその意義を保ち、力強い成長を維持したかを共有した。
GCashの社長兼最高経営責任者(CEO)のMartha Sazon氏は、Singapore Fintech Festivalの「Navigating the Winds of Change in Digital Finance(デジタル金融の変化の波をナビゲートする)」に関するパネルディスカッションでGCashのストーリーを紹介した。
GCashの社長兼CEOであるMartha Sazon氏は他のフィンテックリーダーとともに、SFFグローバルプレナリーで「Navigating the Winds of Change in Digital Finance」について討議するパネルセッションに参加した。ブルームバーグTVのHaslinda Amin氏が司会を務めるこのパネルに参加したのは、Sazon氏をはじめMastercard、テンセント、bKashの業界エキスパートたちだった。
海外の聴衆を前に、Sazon氏は次のように述べた。「われわれは、顧客がわれわれを最も必要とするときにそこにいた。われわれは、そうした人々に経済的な支援を提供するためにそこにいた。また、人々がロックダウンの中にいるときも、必要なものへのアクセスを提供することができた。その過程で、われわれはパンデミック時に機能した数少ないものの1つであり、それによって信頼を築くことができた」
Sazon氏は、世界が再開されるにつれて成長が鈍化するのではないかとGCashのチームは心配していたが、彼らは力強い成長の勢いが続いていることに驚いたと語った。
実際、Sazon氏が付言したところによると、GCashのユーザーはeウオレットが融資、投資、貯蓄、インシュアテックといった他のユースケースを開始した結果、このプラットフォームをさらに積極的に利用するようになっている。
しかしSazon氏が強調したように、GCashはそれだけにとどまらない。このフィンテック企業はユーザーの日常生活を向上し、「Finance for All(すべての人に金融を)」という同社のビジョン達成に寄与するため、さらに有意義なイノベーションを用意している。
また、GCashは顧客を「北極星」にすることで同社のサービスにさらなる価値を付加し、より多くの成長機会を生み出すことに注力していると同氏は付け加えた。
Sazon氏は「しかし本当に重要なのは顧客のニーズを知り、顧客のニーズに応えることである。私が常に自分のチームに話しているように、『インセンティブのない成長はありえない』からだ。従って、成長への近道はなく、顧客にとって魅力的な提案をする必要がある」と説明した。
GCashはフィリピンで唯一の「ダブルユニコーン」で、評価額は20億ドルを超える。GCashは中核である送金業務を超えて発展し、サービスを受けられない、あるいはサービスが十分に満たされていないフィリピンの何百万人もの人々に他の金融サービスを提供している。それには融資ソリューション、投資、保険商品、そして同社のeコマースプラットフォームであるGLifeが展開するその他不可欠な商品とサービスが含まれる。
また、GLifeはパートナーマーケティングソリューション、具体的にはアドテック、プロモーション、アイデンティティーソリューションを提供することでさらに拡大している。これらは全て、最新の数で6900万人を突破しているGCashの増大するユーザー層を活用してのものである。
Singapore FinTech Festivalはシンガポール金融管理局(MAS)とElevandiが主催し、今年で7年目を迎えている。今年のテーマは「Building Resilient Business Models amid Volatility and Change(ボラティリティーと変化の中で、回復力のあるビジネスモデルを構築する)」である。このイベントでは850人以上の専門家が講演し、1週間のプログラムを通して250時間以上のコンテンツが提供される。世界のフィンテック業界において、この種のイベントとしては最大の会合とされている。2021年のイベントには160カ国以上から6万人の参加者が集まった。
▽GCashについて
GCash(G-Xchange, Inc.)は、フィリピンでナンバーワンの金融アプリである。GCashアプリを通じて、6900万人の登録ユーザーはプリペイド通信時間を簡単に購入でき、全国1600を超えるパートナーの請求作成者で料金を支払い、フィリピンのどこにいても他の銀行口座に送金したり、お金を受け取ったりできる。また520万以上のパートナーマーチャントおよびソーシャルセラーから購入し、貯蓄、クレジット、ローン、保険、投資をはじめとする非常に多くのサービスのすべてをスマートフォンから簡単に利用できる。GCashは、Mynt(Globe Fintech Innovations, Inc.)の完全子会社で、フィリピンで初、そして唯一のダブルユニコーンである。
GCashは、2021年にThe Asian Banker(TAB)とIDCから、その優れたデジタル金融包摂プログラムが認められた。
ソース:GCash
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(画像説明:GCash社長兼最高経営責任者(CEO)のMartha Sazon氏は、Singapore Fintech Festivalの「Navigating the Winds of Change in Digital Finance(デジタル金融の変化の波をナビゲートする)」に関するパネルディスカッションでGCashのストーリーを紹介した)