サウジのFuture Minerals Forumが豪州での国際鉱業資源会議で新たなスーパー鉱業地帯を売り込み
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【リヤド(サウジアラビア)2022年11月4日PR Newswire=共同通信JBN】第1回開催が大成功となったサウジアラビアのFuture Minerals Forum(FMF、未来鉱物フォーラム)は、オーストラリアのシドニーで11月2-4日に開催されたInternational Mining and Resources Conference(IMARC、国際鉱業資源会議)に参加した。FMFはこの重要な業界イベントで鉱業分野の未来を方向付けるビジョンを紹介、アフリカから中央・西アジアに広がる新興のスーパー鉱業地帯全体の投資機会と戦略的提携を世界の投資家に売り込んだ。
サウジアラビアのKhalid Al-Mudaifer鉱業担当次官は「2050年までにパリ協定のネットゼロ目標を実現するには、30億トンを超える鉱物・金属と世界で最大1兆7000億ドルの鉱業投資が必要と推定されている。西はセネガルから東はカザフスタンまで9000キロメートルの新興スーパー鉱業地帯には、世界が必要とする極めて重要な鉱物を供給する地質学的潜在性がある」と語った。
「この地域は持続可能な未来を支えるために、こうした広大で未開拓の地質埋蔵量を活用する投資と専門技術を必要としている。この地域で最大かつ最も影響力のある業界イベントであるオーストラリアでのInternational Mining and Resources Conferenceは、世界に回復力のある鉱物サプライチェーンを提供するこの地域の大きな潜在力をFMFが投資家に広める理想的なプラットフォームである」とAl-Mudaifer氏は付け加えた。
IMARCのFMF展示場を訪れれば、アフリカから西・中央アジアにかけての大きな鉱業投資機会についてもっと知ることができる。これは、プラチナ、リン酸塩、ボーキサイト、マンガン、コバルト、金の探査と、アラビアンシールドが保有すると推定される1兆3000億ドル相当の埋蔵量を含む。
第2回FMFは2023年1月10-12日にサウジアラビアのリヤドで開催される。FMFには閣僚、鉱業界の指導者、世界的な鉱業企業の最高経営責任者(CEO)や130を超える国の代表を含む1万3000人以上の出席が見込まれる。
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ソース:Future Minerals Forum