KSTARが海外拡大で初のベトナム工場建設
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【深セン(中国)2022年5月10日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な電力変換の専門企業KSTARは10日、KSTARベトナムプロジェクト第1期と呼ばれる最初のベトナム製造工場が正式に棟上げしたと発表した。
KSTARの新しい製造拠点はベトナム北部最大の港湾都市ハイフォン市にあり、敷地は4万7715平方メートル。輸出注文が急増する需要に対応し、世界市場での力強い成長を支えるために建設されている。
この施設の建設計画は2期にわたり、総投資額は2200万米ドルを超える。計画第1期は6月に完了する。今年末までに新設備が設置され、生産が始まる見込みである。第2期建設は2024年に始まる見込み。
KSTARのプロジェクト責任者Wang氏は「工場の第1期は年間、1万ユニットの無停電電源装置(UPS)、1000ユニットのモジュラーデータセンター、1ギガワット(GW)の太陽光発電インバーターを生産する予定。ベトナム工場を使ってサービス提供を強化し、より多様な生産拠点を求める顧客の要望に応えるのはこれが初めてである」と語った。
完成すれば200人の雇用が可能になり、疫病流行中に重要な社会的・経済的利益が生み出される。なお、新工場は当社の環境保護方針に従うことになる。
Wang氏は「当社はすでにグリーン製造を主導している。Kstarは、国連グローバルコンパクトが発表したCorporate Net Zero Pathway(企業のネットゼロ進路)報告書が取り上げた製造業の中国13企業の1社である。これは、国連機関が発行した企業のカーボンニュートラル達成への取り組みを推進し、たたえる世界で初めての報告書である」と付け加えた。
KSTARは世界の有力なUPSメーカーとして広く知られている。同社の先の声明によると、同社の2021年の出荷は世界のUPS市場で5位となり、2019年から1つ上昇した。新工場は生産力を増強するだけでなく、KSTARの世界的な拡大にも役立つ。
▽KSTARについて
Shenzhen KSTAR Science And Technology Co Ltdは1993年創業で、無停電電源装置(UPS)、太陽光発電(PV)インバーター、蓄電システム(ESS)ソリューションの研究開発(R&D)と製造の世界的リーダーである。中国に本社があるKSTARは約3000人の従業員を擁し、150カ国以上で事業を展開、6つの製造・組立施設を持つ。
▽問い合わせ先
Email: sales@kstar.com
関連リンク: https://www.kstar.com/
ソース:KSTAR