2018年10月17日の夜、東京の繁華街、赤坂にアライグマ1匹が現れた。警察や消防も出動し、十数人がかりで捕獲。周囲は一時騒然となった。
今回のように大捕り物が大きく報道されたことは珍しいが、全国で野生のアライグマは目撃されている。環境省が8月30日に発表した資料によると、アライグマの生息が確認されたのは、秋田、高知、沖縄を除いた44都道府県だった。生息区地域は年々拡大しているようだ。
アライグマは、北海道などの寒冷地から暖かい九州方面まで多様な環境生きていけるとされ、繁殖力も高いことで知られている。メスは満 1歳から出産可能で、2 歳以上の妊娠率は 100%に近いそうだ。