ICT(愛)とレモンで島おこし!
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ここ数年,全国で国産のレモンがいろんな商品として普及し,何らかの黄色いパッケージを目にした人も多いはず。しかし,これから益々拡大していく国内レモン需要に対し,レモンの生産・供給が追いついていないという実情がある。広島県はレモンの生産量日本一を誇っており,その中でも,とびしま海道に位置する大崎下島の大長地区はレモンの発祥の地とも言われており,その島で,2018年8月から,広島県「ひろしまサンドボックス」の取り組みにより,AI/IoTやロボット技術などによりレモン栽培の生産性向上,収量増を目指し,かつての「黄金の島」と呼ばれた大崎下島を取り戻すため,未来の農業を創るチャレンジがスタートした。
テーマ 「農業生産のICT化・機械化を推進し,レモン収量増を目指す」
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【センシングデータのモニタリング画面(イメージ)】
レモンは寒さに弱く,氷点下になると枯死する場合もあるといいます。気象条件と実際に収集したデータの相関などを分析し,寒冷対策にも役立てます。今後,ドローンを用いた画像収集,衛星データ・衛星通信の活用および自動搬送ロボットの走行試験など,農家さんや地域の方々と一体となって,この取り組みの幅を広げていく。