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茨城県は、未知の大宇宙と似ている

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.10.29 12:12
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地域ブランド調査では最下位脱出はならなかったものの、内部では着実に情報発信へのムードが高まっている茨城県。「なめんなよ」に続く新たな取り組みとは。茨城県庁広報広聴課・広報戦略室室長補佐の平根委さんへのインタビュー、これで最終回だ。

前回→"「茨城=ヤンキー」のイメージは、いつかなくなる!"

――今後の取り組みについてお聞かせください。

「ここからは、具体的な観光地やグルメにスポットを当てながら、茨城県のブランドイメージを作っていかないと、と思っています。
たとえばグルメでは『常陸牛』や『ほしいも』。ほしいもは99%が茨城産ですから、茨城県がなくなったらほしいもは食べられなくなってしまう(笑)。観光地では、国営ひたち海浜公園の『ネモフィラの丘』など、国内だけではなく海外からも人気のスポットがあります」

Nemophila @ Hitachi Seaside Park
Nemophila @ Hitachi Seaside Park

また、忘れてはいけないのが、ゆるキャラの「ハッスル黄門」。

広報広聴課のカウンターにもその姿が
広報広聴課のカウンターにもその姿が

最近では、よりアクティブにパワーアップした「スーパーハッスル黄門」に進化を遂げ、キレッキレのダンスや、バンジージャンプなどゆるキャラらしからぬ企画にもチャレンジしている。この動きっぷりなら、ふなっしーともいい勝負ができるかも。

――最後に、今後への抱負を改めてお聞かせください。

「やはり続けていくことが一番。まだまだ茨城県のいいところが知られていない、というのは本当かもしれませんので、今後もいろいろなやり方を交えながらPRしていきたいと思います」

取材に協力いただきました皆様、誠にありがとうございました
取材に協力いただきました皆様、誠にありがとうございました
(取材メモ)
県そのもののイメージを変える――そんな困難な戦いに挑む茨城県。筆者は茨城県初訪問、県庁取材の他はほぼとんぼ返りに近かったものの、熱心にこれからの茨城について語る平根さんの姿に、「来ればわかる」という土地柄・人柄の良さの一端を見た気がした。
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