好きをレベルアップする
2020.10.08 12:06
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惚れ込んでこそ一流
「好きこそものの上手なれ」とか「惚れ込んでこそ一流」という言葉がありますが、ほんとうにその通りだと思います。人を好きになったら、その相手のことを知ろうとします。好きになればなるほど、より知りたくなります。好きになって惚れ抜いて、いっしょになるということです。熱くなって誰よりも努力するから結果が出るのです。もちろん、最終的には縁があるかないかということにもなりますが、好きになるという経験は苦くもあるけれど、人生を豊かにするものです。
仕事もそうでしょう。
これはねじを製作している日東精工の人財本にあったエピソードですが、同社ではいろいろな種類のねじをつくっていて、初めての取引先にはいろいろなねじをケースに詰めてもっていくのですが、そのサンプルをつくる女性社員が営業担当に手渡すときは「この子たちをよろしくお願いいたします」と送り出すそうです。単価でいえば一本一円もしないものですが、この社員にとっては、まさに宝石がいっぱいつまった宝箱なのです。それだけ自分たちがつくったモノに、愛をもっているということでしょう。
「自分の仕事が好きです」と胸を張れるのは素晴らしいです。