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看板持ちバイトの女子大学生に寄ってきたスポーツカー。運転手の男が窓から「これあげる」と渡したモノ(京都府・女性)

Jタウンネット読者

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2026.09.16 20:30
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「寒そうだから...」

学生だった私は、これでお小遣い程度でも稼げるならと必死でした。

朝から立ち続け、疲れて看板を持つこともつらくなってきた午後3時頃、1台のスポーツカーが駐車場に入ってきました。

降りてきた細身で背の高い男性は、15分程度で店から出て、入口付近の自販機で飲み物を購入していました。

そんな何でもない光景を見ながら、私はひたすら看板を振っていました。

その時です。駐車場を出ようとした先程のスポーカーが、私に車体を寄せるように止まりました。運転席の窓が開き、男性が私に声をかけてきました。

「寒そうだからこれあげる。何もしてあげられないけど、頑張ってね!」

差し出されたのは、購入したばかりの温かい缶コーヒーでした。わたしが戸惑っているうちに、スポーツカーは走り去ってしまいました。

それをカイロ代わりにもうひとがんばりし、大阪の自宅に帰った午後7時頃でも、その温かさが残っていたのを、10年以上経った今でも覚えています。

一瞬のことで、顔も名前も分からなかったけど、その男性への感謝の気持ちは忘れていません。


【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください

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