可愛らしいけど、ちょっと怖い......そんな海獣の姿が、X上で注目されている。 え...?(画像はゆちょん@cocoa49136さんの投稿より) 「ぬいぐるみかな?」 2026年8月7日、Xユーザーのゆちょん(@cocoa49136)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、1頭のアザラシの写真。 ずんぐりとしたフォルムに、モコモコした毛皮、つぶらな瞳。なんとも可愛らしい姿だ。 しかし、その口元をよく見ると......え? な、なんか赤いモノがあるんだけど? まさかそれ、血!? 一体どういう状況なの!? Jタウンネット記者は4日、撮影者のゆちょんさんに話を聞いた。 事件ではありません その赤いの、ナニ...?(画像はゆちょん@cocoa49136さんの投稿より、再掲) ゆちょんさんによると、注目を集めたアザラシはアザラシ専門の保護施設「オホーツクとっかりセンター」(北海道紋別市)で飼育されている「ましろ」だ。 小さい頃からアザラシが大好きで、「アザ活」をするのが趣味だというゆちょんさん。 投稿写真は4月18日、「ましろ」の換毛が終わったという情報をSNSで知り、急遽とっかりセンターを訪問した際に撮影したものだそう。 「換毛したてのつやつや水弾きの良い毛だからこそ、お魚の血を弾いて可愛い面白いギャップのある写真が撮れました。可愛い姿がたくさん見れました」(ゆちょんさん) なるほど、食べた魚の血だったのか。ケガとか、誰かに嚙みついた時の返り血とか、そういう物騒な理由じゃなくて良かった......! アザラシの「ましろ」(画像提供:オホーツクとっかりセンター) 血に対してどんな反応があるか怖かったため、最初はSNSに投稿する予定はなかった、とゆちょんさんは振り返る。 「でも改めて写真を見て、こんな可愛いのにUPしないのは勿体無いと、ありのままの姿をUPしたら予想外の反応で、『可愛いけど血が! でも可愛い』とか『とっかりセンターに行ってみたい! 会ってみたい』というコメントがあり、悩んだけど可愛さがちゃんと伝わってあげてよかったと思いました」(ゆちょんさん) 記者は6日、オホーツクとっかりセンターにも話を聞いた。 よく付けているわけではない オホーツクとっかりセンター公式サイトによると、「ましろ」は24年12月、雄武町で真っ白な雪の上にいる所を保護された、ワモンアザラシの男の子だ。 取材に応じた同センター飼育展示係長の渡辺美玖さんは、ゆちょんさんがカメラに収めた「ましろ」の口元の血についてこう語った。 「よく魚の血を付けているわけではないですが、この時は乾いている(入水していなかった)ので、目立つように残ってました」(渡辺さん) ワモンアザラシの男の子(画像提供:オホーツクとっかりセンター) 愛らしい見た目と、ちょっと不穏な匂いのする口元とのギャップに、X上では3万2000件以上のいいねのほか、こんな声が寄せられている。 「可愛いのに血のせいでホラーになってる」 「事件性を感じるのは俺だけか?」 「人喰いぬいぐるみ...」 大きな反響があることについて、渡辺さんは 「こうして当園館のアザラシが注目され、この施設を知ってもらえるのは大変嬉しく思っております。ぜひましろくん含め、可愛いアザラシたちに会いに来ていただけると嬉しいです!」 とコメントしている。 オホーツクとっかりセンター 所在地:北海道紋別市海洋公園2番地 公式サイト:https://o-tower.co.jp/tokkaricenter.html