夜のお寺で見知らぬ男に話しかけられた私。手を強く引かれて声も出せず...(東京都・40代女性)
東京都在住の40代女性・Mさんが22歳だったころのこと。
ある夜、彼女は家に帰るためにお寺の中を通り抜けようとしていた。
しかし、そこで危ない目に遭ってしまい......。
<Mさんからのおたより>
22歳の時、職場の歓送迎会がありました。看護学校を卒業して間もなくで、毎日がいろいろ精一杯の日々でした。2次会の飲み会は疲れていて気が重かったのを思い出します。
適当な時間に切り上げて帰りましたが、自宅は山道を上がった頂上にあるので、人通りが少ないです。麓にお寺があって、開放されていたのでよく通って帰っていました。
通りからほんの少しお寺の敷地内に入ったところで、背の高い痩せた半ズボンの若い男性がヌッと現れました。
手を強く引っ張られて...
「あなた、小柄ですね、あれ、良い匂いしますね〜」
男性はそう言って、私はあっという間に手を強く引かれて何処かに連れていかれそうになりました。
一瞬の事で声が出なくて、足を踏ん張ったのですが地面がお寺の玉砂利なのでズルズル引っ張って行かれました。
その時、急に眩しくなり振り返ると、一台のタクシーが停まっていてドアが開きました。車からは誰も出てこなかったけど、痴漢男は去って行きました。
私はタクシーの方に向かい乗り込みました。
「家は何処ですか?」と聞かれたので、説明しました。
私が「今、変な人が現れて......」と言ったら「だから停まったんだよ」と言われました。
家に帰ったら安心して...
その後は沈黙で降車の際にお礼を言ったのですが、それきりです。
車内に貼ってあるタクシードライバーのプロフィールを見て後でお礼の連絡をしようと決めて頭に入れて下車したのですが、家に帰って安心したら忘れてしまいました。
何事もなかったから、当時は深刻視せず「あっぶねー」とお風呂に浸かりながら呟いて、誰にも言わず終了してしまいました。
もっときちんとして、助けて下さったことに御礼を言うべきでした。
本当に危なかった時に、たまたま通りかかって気がついて助けて下さって本当に有難うございました。
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