「2歳の娘を抱っこしてバスに乗ったら『あら、あなた』。見知らぬおばあさんに話しかけられて...」(東京都・40代女性)
「もう何もいらないじゃないの」
そんなある日、2歳くらいになった娘を抱っこしてバスに乗っていると、突然知らないおばあさんに話しかけられました。
「あら、あなた、もう何もいらないじゃないの!」
聞けば、おばあさんには息子さんが2人いたそうなのですが、女の子を育ててみたかったそうで、小さい女の子を連れた私を見て、とても羨ましく思ったそう。
その時の私は、自分が誰かから羨ましく思われるなんて思ってもいなかったので、自分の人生を肯定されたようで、何ともいえないほど嬉しく思いました。
あの時の私に一番欲しい言葉をかけてくれた、見ず知らずのおばあさんは、実はエスパーだったんじゃないかと今でも時々思い出します。
その後、「もう私は何でも持っているんだ」と思えるようになり、心に穴が開いたような虚しい気持ちは薄れていきました。
そして娘が小学生になってから、思い切って教員採用試験を受けました。若くはない新米教師ですが、再び担任をする日々はとても楽しいです。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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