札幌駅で過呼吸を起こした私 「薬を買ってきて欲しい」三人の女性に声をかけると...(北海道・60代女性)
過呼吸で動けなくなった私、一緒にいた息子は不安から泣いてしまった――。
助けを求めた三人の女性が取った行動とは。
北海道在住の60代女性・Mさんの20年ほど前の思い出。
<Mさんからのおたより>
約20年前、当時小5の三男と札幌へ行きました。
地元に帰るため札幌駅に行った時、疲れがたまっていたのか、私は過呼吸を起こしてしまいました。
人の多い札幌駅の中に入れず、まず外へ出ました。少し横になっていましたが、呼吸の乱れと不安感は取れません。
それまでの経験で、安定剤を飲めば少しは治まるかもと思いましたが、薬局まで行ける調子ではありませんでした。
そこで周りを見渡し、三人の「おばさま方」に声をかけてみました。
自分の症状を伝え、「薬を買ってきて欲しい」と頼んだのです。
「君のお母さんは心が優しいから」
一人が「私が行ってくるわ」と言ってくださいました。別の一人は「大丈夫よ」と私に声をかけてくださり、安心したのを覚えています。
一緒にいた三男はとても不安で、泣いていました。薬を買ってきてくれた女性が、
「君のお母さんは心が優しいから、こういう病気になるのよ、何も心配しなくて大丈夫」と声をかけてくれました。
薬を飲んで少し楽になった頃、別れました。あの三人のおばさま方には、今でも感謝しています。
私も困っている人がいたら、ためらわず声をかけていきたいと思います。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)