「忠告を聞かず、女一人で山を下る私。途中で車から見知らぬ人に声をかけられて」(年齢不詳・女性)
20年ほど前のある秋の日、Tさん(年齢不詳・女性)は一人で山道を下っていた。
そこに通りかかった車の中から声をかけてきた人が居て......。
<Tさんからのおたより>
もう20年ほど前だと思います。ある秋の日のことです。
当時横浜に住んでいた私は、その時付き合っていた彼が新宿で仕事だと言うので朝からついて行き、そこから彼の仕事が終わるまで日光に紅葉狩りに行く事にしました。
行き帰り指定席の日光行きの電車が出ていたので行くのは簡単でしたが、日光でバスに乗ったらいろは坂が思った以上に渋滞していたのです。
華厳の滝まで行く予定でしたが、このままバスに乗って行って、またバスに乗って駅に戻るのでは帰りの電車に間に合わないかもしれないという危機感で、途中下車。
紅葉だけならバスの中から見た景色を楽しんだから、という気持ちで下山することにしたのですが......。