「ねぶた祭り」疲れていた私に近づく男性 一瞬で楽しくしてくれた「魔法」(東京都・30代女性)
特等席で見ていた「ねぶた祭り」。
疲れて楽しめていなかった小学生を、男性のふとした心遣いがすっかり変えてくれました。
<おちばさんからのおたより>
20年ほど前、わたしが小学生の頃のお話です。
親に連れられて青森のねぶた祭りを見に訪れました。
当時私は北海道在住で、初めて乗ったフェリーや、お囃子の音や人混みに驚いて疲れてしまい、観覧席最前線でありながら、お祭りを楽しむ余裕がなく下を向いて座っていました。
今となってはそれがとても貴重で、ぜいたくな機会であったことがわかりますが、当時はそこまで理解できていませんでした。
そんな中、突然膝の上の手に鈴がひとつ置かれました。
男性のハネトさんが衣装に付けていた鈴を私にくださったんです(おそらく20代くらいの方だったように思います)。