旅の途中で出会った女性と「2時間の縁」 別れた後の身に起きた出来事にびっくり(東京都・60代男性)
東京都在住の60代男性・Kさんが、大学生だったころのことだ。
サークルの合宿へ行くために電車に乗っていると、隣の席の老婦人と話をすることになって......。
<Kさんからのおたより>
昭和時代の話です。
大学生の時、サークルの合宿がありました。私はバイトの都合で、1日遅れで1人で向かうことになっていました。
合宿先は西伊豆で、都内から「踊り子」号に乗りました。指定席で探していたところ、隣りの方は70代くらいの上品なご婦人でした。
出発して、どちらからともなく声をかけて話をするようになったと思います。
話の内容は、私が大学生であることや、そのご婦人は、都内に住んでいて、息子さんが医者をしているといったことでした。
途中社内販売が来て、私は飲み物を、そのご婦人はみかんを買い、私にもおすそ分けをしていただきました。
あっという間に時間も経ち、私は修善寺で下車、ご婦人は下田まで行くとのことでした。