自分が困っているときほど、人の助けが身に染みる。
吐き気をもよおし、うずくまっていたときに声をかけてくれたのは、見ず知らずの女性だった。親切心は、それだけではなかった。
通勤バスで...(画像はphotoACより)
<「京急バス停下車」さんからのおたより>
入社間もない20代の頃。朝、会社に出勤中のバスで、座っていられない程の腹痛に見舞われました。
たまらなくバスを降り、吐き気と腹痛にうずくまっていると、通りががりのお姉さんが「大丈夫?」と言いながら背中をさすってくださいました。
普通ならゲェゲェと吐き気をもよおしている人なんて、自分が汚れないよう避けて通るはずなのに。