2万人が注目した鹿児島・さつま町産の粉「ひらめき」とは? 製造者オススメの使い方はコレ!
2025年11月上旬、漫画家の明石こやさんが自身のXアカウント(@illkoya)で、「ひらめき」という粉を紹介したところ、X上で98万回以上表示されるなど注目を集めた。
正体は、みかんやタカノツメ、ゴマを原料とする鹿児島県さつま町のご当地香辛料とのことだが......。
Jタウンネット記者は2025年12月18日、さつま町役場さつまPR課を通して、製造者に話を聞いた。
取材に応じてくれた製造者の田畑和成さんによると、「ひらめき」は1983年から40年以上も地域で愛されてきたものだ。
「最大の特徴は、町内産ミカンの皮(陳皮)を。機械を使わず『手作業』で剥いていることです。手で剥いて乾燥・煎ることで、機械では潰れてしまう油胞が残り、熱い汁物に入れた瞬間にはパッと鮮烈な香りが弾けます」(田畑さん)
なるほど、地元の特産品を使った調味料だったのか! それにしても機械を使わないとは、すごい。「だからこそ」の味をますます味わいたくなってくる。