中学生だった私が白杖のおばあさんを助けたら 「30年以上経っても忘れられない」あの日の記憶
兵庫県在住の40代女性・チコさんは中学生の時、一人の高齢女性を助けたという。
白杖を持ち、バス停の前で困っている様子の女性を見つけたチコさんは、とっさに彼女のもとへ駆け寄ると......。
<チコさんからのおたより>
中学生の頃、両親と一緒に奈良へ遊びに行った時のことです。
バス停の前で、白杖を持ったおばあさまが困った様子でウロウロしているのが目に入りました。停まっていたバスの運転手さんも周りもおばあさまに気付いていないようでした。
私は両親に「ちょっと待ってて」と言っておばあさまの元へ行き、「こんにちは。どちらに行かれるんですか?」と尋ねました。