入学式場の〝ミニチュア〟を作った藝大生に17万人混乱 「脳みそが情報を受け付けられん」「完成度高すぎて凄い」
違和感の正体は...
それによく見るとこの〝ミニチュア作品〟、何か、変。
読者の皆さんは、この写真の違和感に気付いただろうか?
門の前に置かれている、1円玉をもう一度よく見てほしい。

製造年として「昭和四十三年」と記載されている。これが、この作品の〝トリック〟を暴くヒントだ。
実は、昭和30年代の後半ごろ、日本では1円玉不足が発生。そこで大量に1円玉が製造された結果、逆に生産過剰となってしまい、昭和43年(1968年)の1年間は、1円玉の製造が行われていない。
つまり、作り物なのはこの1円玉の方。渡邉楽さんが制作したのは、「東京藝術大学のミニチュア」ではなく「巨大サイズの1円玉」だったのだ。
の、脳が混乱する......!