衝撃サイズの〝海鮮丼〟に9.9万人驚がく 「これは凄い!」「細かいところまで素晴らしい」
制作者は〝漁師の子〟
投稿者「こるは」さんは、さまざまな種類の粘土や木材などを使ってミニチュア作品を制作する作家だ。今回の海鮮丼、いったいどのように作っているのだろうか? 例えば、トロは......。
「トロは樹脂粘土と透明粘土をブレンドしたものに、色の濃いもの薄いもの、白を混ぜたものなど6種類くらいの生地を複雑に織り込んで作ってます。ただ、作るたび同じに作れないのが悩みです」(「こるは」さん)
あの小さなトロは、きわめて複雑な粘土の層からなっているらしい。ただのピンク色のパーツではなく、本当に脂がのっているように見えるのも、納得だ。

こるはさんは、子供の頃から「小さいモノ」が好きで、収集もしていた。
それを自分でも作るようになったのは、ずいぶん大人になってからだという。
「ドールハウスの本と出会い、参考にして小さいものの制作をはじめました」
そんなこるはさんの作品には、「お刺身の盛り合わせ」「舟盛り」「鮎の塩焼き」など、魚介類を題材とした作品が多い。
というのも、こるはさんは岩手県盛岡市在住だが、出身は宮古。「実家が漁師でしたので海産物が身近にあり、そういう作品が多いのかもしれません」と語る。
海鮮丼に現れた鮮度の良さは、三陸で育つ中で見てきたものが表現されているのかもしれない。
Xの反響の中には、「手の方が作り物ではないか」というコメントも数件あったそうだ。「吹き出してしまいましたが、最高に嬉しかったです」と、こるはさん。「温かいコメントや『いいね』にたくさんの力をいただいています」と話した。
粘土で海鮮丼を作りました☆ pic.twitter.com/bgihkZNjr9
— こるは (@kasuga_maru) March 23, 2025