そのメイド、〝萌え要素〟ゼロ 「ガチのメイド」がいるホテルに20万人感動「夢見てた光景すぎて泣きそう」
「初めは1回限りのつもりだった」
凪さんは普段、メイドのいる風景を撮影したり、ティールームでイベントを行ったりしているフォトグラファー兼イベントプランナー。
撮影や企画だけでなく、自身がメイドになることもあり、「メイドのホテル」でも給仕を務めているという。
そんな凪さんは以前から、「メイドがお給仕するホテルイベントができたら素敵だな」と妄想を膨らませていた。フライヤーを作ったり内容を考えたりと、アテもない状態で構想を練っていたという。
「そんな中、メイド仲間であるはんな(@Maid_hanna_)さんがカントリーハウスホテルアヴォンリーをご紹介くださり、妄想をお披露目することに。
アヴォンリーの方々が『ぜひ一緒にやりましょう』とおっしゃってくださったおかげで、一気に実現への道が開けました」(凪さん)

カントリーハウスホテル アヴォンリーは、伊豆高原の別荘地にたつ白壁の洋館だ。「アヴォンリー」とは、赤毛のアンや、彼女を引き取ったマシューとマリラが暮らす村の名前。ホテルの建物は、彼らの家である「グリーンゲイブルズ」をモデルにデザインされている。
館内にはそれぞれコンセプトの異なる7つの客室があり(「メイドのホテル」ではそのうち6室から好きな部屋を選択可能)、中にはバッキンガム宮殿などでも採用されている英国の内装ブランドの壁紙を使用している部屋も。ヨーロッパの貴族になった気分を味わうのにピッタリの場所なのだ。

そんな場所で、知人やホテルからの協力もあり、2024年11月に第1回の「メイドのホテル」を開催。
当初は1回限りの開催を予定していたものの、予想以上に多くの反響を得たことで、その後も不定期で開催されることになった。
「まさかこんなにもたくさんの方が私たちの理想とする世界観に共感くださると思っていなかったので、本当に嬉しいです」(凪さん)