飼い主の怒り「なんでウチの犬を見て笑うんだ!」 そうは言われましても...破顔必至の〝超絶厚着〟に12万人ニッコニコ
「ただただあっためてたら...」
注目を集めたのは、イタリアングレーハウンドの「ねず」さん(4歳、女の子)。青い洋服はネットで購入し、帽子と腹巻は犬用グッズ作家たちが出典するイベントで入手したものだという。
RUMKAさんによると、ねずさんは同犬種の中でも小ぶりな体型で、どんなに小さな帽子をかぶってもずれてしまう。
そこで、「首の部分に帽子を重ねれば動かないのでは」と試行錯誤した結果が、多くの人に笑顔を届けた着こなしだった。
RUMKAさんも夫も、ねずさんに面白い格好をさせようなんてつもりは微塵もなかった。着せた後も、面白いとは思っていなかったという。
「夫は無自覚な過保護で、とにかくおなかを壊さないようにあたたかくしてあげたいという気持ちが強いです。私も同様で、機能的なことを考えてただただあっためてたらこうなった、って感じでした」(RUMKAさん)
イタグレは、寒さに弱いと言われる犬種だ。寒さ対策のための服は、彼らにとって欠かせない。 愛犬が少しだって寒い思いをしないように着こませるのは、飼い主として当たり前の行動だと言えるだろう。
しかし外に出てみると、道行く人がねずさんに注目している。そこで初めて「たしかにちょっと変かも?」と気付いたんだとか。
飼い主たちの愛が生み出した、ちょっぴりシュールな、愛らしいスタイル。X上では12万件以上のいいね(3日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「情報量がてんこ盛りです」
「可愛すぎて膝から崩れ落ちそう」
「帽子の耳ポンポンはギリ耐えられましたが、しっぽのぞうさんの鼻がパオンしてる所でもうアウトでしたw」
こうした反響に対し、RUMKAさんは
「世の中にはいろんな犬がいて、犬の服は飼い主のエゴという意見があるのも知ってます。
こうやって防寒が必要な犬がいるということも知ってもらえたのがうれしかったです」
とコメントしている。