大人なのに〝つい考えてしまうコト〟描いた漫画に1.2万人共感 「市役所とか行ったりしたときこれになる」
誰かに言いたい! でも...
外から見れば立派に「大人」と称される年齢なのに、自分のふるまいを「大人だったな」と褒めたくなる。大人だから、大人として振る舞うのは当たり前なのにもかかわらず......。
皆さんは経験ないだろうか? アラサーの筆者は、かなりある。
マンガでは仕事を終えた後も、おけべちさんはその思いにとらわれ続けている。さぞ、〝大人〟な対応をしたのだろう。さきほどの自分の振る舞いを振り返り、改めてかみしめる。
「さっきの自分... すごく『大人だったな~」
そして思い返すだけではなく、そんな〝大人〟な自分を誰かに言いたくてうずうず!
「でも言っちゃうのは『大人』っぽくない!!
それはむしろ『大人』から遠い行為...!!」
しかし、それを誰かにアピールするのは、大人っぽくない。さっきの自分は、本当にすごく〝大人〟だったのに......!
「くそ~~......!!
大人なのに!!
ほんとに大人なのに!!」
悲しすぎるジレンマに陥りながら、もどかしさにジタバタするおけべちさんであった。
8日、Jタウンネット記者が作者のおけべちさんに聞いたところ、この作品は実体験を元にしたもの。執筆の経緯を
「漫画の中では仕事で『大人』を感じた瞬間でしたが、最近仕事だけでなく趣味や私生活でも『大人』を感じる出来事が立て続けに起こったため、そこから着想を得て描きました!」
と明かす。
〝大人〟であることのくすぐったさを描いた作品に対し、X上では1万2000件を超える「いいね」(9日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。
「歳とったら勝手に大人になる訳では無いので大人しててすごい!」
「大人って、その狭間で苦しむことなんですよね...」
「めちゃくちゃわかる。大人だけど褒められたい」
「大人っぽく振る舞えたと思ったとき、ドヤ顔したくなる
というか内心してる 渾身のドヤ顔」
「身に覚えがあるそのお気持ち!」
「市役所とか行ったりしたときこれになる
連れてこられる場所から、自分で行く場所に変わったぞエッヘンて思う」
こうした反響を受け、おけべちさんは
「2025年最初からたくさんの方に漫画を楽しんでいただけて、共感いただけてとても嬉しいです!
同じような気持ちを抱いているたくさんの『大人』が健やかに2025年を過ごせればいいなと思いました!」
とコメントしている。
今日も〝大人〟として頑張った皆さん、お疲れ様です。たまには同じ思いを抱いている人同士で、「オッ、君、大人じゃ~ん!」と褒め合ってみると、嬉しい気持ちになれるのではないかと思うが、どうだろうか?