「これを見た時点で手遅れなの大草原」 目覚めたら南栗橋で...〝寝過ごしの恐怖〟伝わるポスターに3.6万人震える
2024.12.19 20:32
「お酒との楽しい付き合い方を提案したい」
カーバルさんが広告を発見したのは14日の午後11時ごろのことだった。
「ユーモアがあり、非常に面白い広告だと感じました。埼玉県民は自虐が大好きですから、きっと南栗橋の方々もこの広告を見て周りの人に自虐ネタとして話したがるのでは無いかと思っており、非常に微笑ましい気持ちになっております」(カーバルさん)
広告を掲示したのは「よなよなエール」などを手掛けるヤッホーブルイング(本社:長野県軽井沢町)。記者は18日、同社の「#年末寝過ごし防止運動」プロジェクトリーダーの鈴木さおりさんにも話をきいた。
注目を集めた広告は、同社製品であるアルコール度数 0.7%のIPA「正気のサタン」の認知拡大を目的とした企画の一環。
お酒をつい飲み過ぎてしまいがちな忘年会のシーズンに向け、南栗橋駅をはじめ首都圏7つの〝終着駅〟で、寝過ごし防止を呼びかける全21種類のポスターを掲示する、という試みだ。
「寝過ごしてしまうほどお酒が好きで飲み過ぎてしまう方に、『正気のサタン』という微アルコール飲料の存在を知ってもらい、お酒との楽しい付き合い方を提案したいと考えました」(鈴木さん)