「これを見た時点で手遅れなの大草原」 目覚めたら南栗橋で...〝寝過ごしの恐怖〟伝わるポスターに3.6万人震える
2024.12.19 20:32
このポスターを「きっかけ」に
広告を掲示する終着駅は、WEBやSNSで「寝過ごし」「駅」といったワードで検索をかけ、取材記事や実際に寝過ごしてしまった人のコメントを見ながらリストアップしていった、と鈴木さん。
南栗橋駅もその内の一駅で、中でも特に寝過ごしコメントが多かったために掲載を検討。都心に広告を出すよりもコストが抑えられ、予算内で実施することができるという理由もあり、掲載場所に選んだという。
「終着駅候補はスタッフで下見に行き、広告が掲示されたときに駅の利用者の目につくかの確認をしています。南栗橋駅の広告掲載場所は特に目立つ場所だったのも決め手になりました」(鈴木さん)
SNS上での大きな反響に対しては、「素直にうれしい」と感じているという。
「このポスターをきっかけに、飲み過ぎによる寝過ごしに注意する人が増えることを期待しています。万が一、寝過ごしてこのポスターを目にすることになったとしても、『来年こそは寝過ごさないようにしよう』と、前向きな気持ちになっていただければ幸いです」(鈴木さん)
なお、来年以降も「正気のサタン」と絡めて似たような広告を掲示するかについては
「未定ですが、今年の反応を受けて、来年の年末の掲載も検討していきたいと思います」
とのことだ。
南栗橋駅での「#年末寝過ごし防止運動」広告の掲載期間は、12月3日~12月27日。寝過ごしてこの広告に出迎えてもらうことがないよう、お気をつけて。