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ゴルシにそっくり? 表彰式の後ろでドヤ顔キメる〝後方愛馬面〟に6.5万人爆笑

井上 慧果

井上 慧果

2024.12.18 19:00
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「表彰式の背後で...!!」

2024年12月16日、成蹊大学(東京都武蔵野市)の体育会馬術部が公式Xアカウント(@seikeiuma)でそんなつぶやきと共に1枚の画像を投稿し、注目を浴びた。

いったい、表彰式の背後で何が起きていたのか。さっそくご覧いただこう。

圧倒的存在感(画像は成蹊大学体育会馬術部の公式Xアカウントより)
圧倒的存在感(画像は成蹊大学体育会馬術部の公式Xアカウントより)

恭しく表彰状を受け取る部員――の後ろで、芦毛の馬が首を傾げている。何だかシュールなポーズと表情が、とっても可愛らしい。

何をしているのか気になるのだろうか。それとも、表彰式に混ざりたいのだろうか。馬術部の表彰式ということは、この子が頑張ったのかもしれないし......。

これ、いったいどういう状況?

Jタウンネット記者は17日、同部の部員に話を聞いた。

何をしてたかというと...

部員によると、首を傾げていたのはサラブレッドのアレンデールくん(10歳)。

かつてはゲンパチケンシンという名前で中央競馬で活躍し、引退後の今は馬場馬術や障害馬術で活躍している。人懐っこい性格のせん馬(去勢されたオス馬)だという。

人懐っこいアレンくん(画像は再掲)
人懐っこいアレンくん(画像は再掲)

話題の写真は15日の午後3時ごろ、同日成蹊大学で実施された「冬季武蔵野市民大会2024馬術競技」の表彰式での様子。

写り込んだアレンくんは何をしていたのか。記者の問いに部員はこう答える。

「おそらく、耳の裏がかゆかったからかいていたのだと思います...」

Xの投稿によるとアレンくんはよく、首などもセルフでかいている様子。この日もちょうど耳の後ろをかこうとしたら、表彰式の真っ最中だった......ということなのかもしれない。

かゆいときは、自分でかいてる(画像は17日、同部公式Xの投稿動画より)
かゆいときは、自分でかいてる(画像は17日、同部公式Xの投稿動画より)

だが、この表彰式とアレンくんは全く無関係ということでもなかった。

「この写真で表彰されている人が乗ったわけではありませんが、アレンは、同大会の障害部門(70センチメートル障害)で1位をとっています」(同部員)

だから、表彰式に参加していてもOK(?)なのだ。

シュールに〝飛び入り参加〟したアレンくんの姿に、X上では6万5000件を超える「いいね」(18日夕時点)のほか、

「『あの子私が育てたのよ』的な目で見つめてるwww」
「『ほーん、そんでその表彰は誰のおかげ?』とか思ってそうw」
「後方愛馬面だ」
「ゴルシかとおもった」
「えっ? ゴルシさん?」

といった反応が寄せられている。

こうした反響を受け、同部の部員は

「毎日可愛がってお世話しているので、反響があるのはとても嬉しいですし、馬の可愛さがたくさんの人に伝わればいいなと思います!
大人気の競走馬、ゴールドシップに似ているとのコメントが多く寄せられて、たしかにと思わず笑ってしまいました」

とコメントしている。

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