広島県在住の40代女性・Mさんには、30年以上思い出し続けているできごとがある。 それは、小学校4年生の時、父親を亡くして間もないころの思い出だ。 小学生の時の思い出(画像はイメージ) <Mさんからのお便り> 広島に住む、二人の子供を育てる40代の母親です。 私が小学4年生、10歳の時に父が亡くなりました。 母親の話によると、そのころ私はちょうど反抗期だったのですが、父親を亡くすと同時に反抗期が消えたそうです。それほど悲しみが大きかったのでしょう。 学校で折り紙を折っていたら... ほどなくして、学校で何気なく折り紙のキツネを作ったことがありました。 それが他のクラスの男性教員に似ており、「先生にあげよう!」と思い立った私は、話した事もあまりないその先生の元へと届けに行くことに。 先生は少し驚いて「ありがとう!」と嬉しそうに、優しく微笑んでキツネを受けとってくれました。 そして後日、その先生に職員室へ呼び出されました。 職員室に呼び出されて...(画像はイメージ) 先生は「お礼に」と、水彩で丁寧に描かれた立派なベンツの絵をくださいました。 母に渡すと、「父さんの好きな車だわ!」とお仏壇に飾ってくれました。 今思えば私は父親に甘えた様に、その先生に甘えたかったのかな......。 きっと先生から見たら父親を亡くしたばかりの生徒からの突然の折り紙は、胸に詰まるものがあったのではないかなと、親になった今なら思います。 何度思い出しても、心が温かくなる思い出 あれから30年以上、何度思い返しても、私の心を温かくして下さる記憶です。 先生にありがとうございましたと伝えたいです。 天国の父もきっと、「10歳の娘に優しくしてくれてありがとうございました!」と伝えたかっただろうなと思います。 優しい人達に育てられた私は本当に幸せ者です。その分、自身の子供にも沢山の愛を注いで行きたいと思っています。 誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 (※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)