「5歳娘が飛ばしたトマトの汁が、隣席のカップルの方へ。服を拭う女性にすぐさま謝罪したけれど...」(千葉県・30代女性)
カップルの女性が声をあげて...
女性が声をあげたので私はすぐに立ち上がり、机の上に飛んだトマトを「申し訳ありません!!!」とふきとりました。
「お洋服は?」と伺うと「大丈夫です。かかってないです」答えていただきましたが......その後、女性が服を拭いているのが見えたので、きっとこちらが汚してしまったのだと思います。
そこで店長さんに事情を説明して封筒を1枚頂き、帰り際に改めて謝罪し、封筒に持っていたものの中からきれいめのお札を入れて、カップルの席に置きました。
しかし男性が「いいから! 絶対に受けとらない」とおっしゃいます。
そして娘に対して、こう言ってくださったのでした。
「美味しかったな? よし!!」
子供が美味しく食事ができた! それでこの話は終わり! と言わんばかりに......。
封筒も返され、私はただただ謝りながらその場を去りました。
本当に申し訳なかったですし、本当にありがたかったです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)