8歳女子の〝ぬいぐるみ健康管理〟に15万人ほっこり 「疲れていることをわかってあげられるの素敵」の声
ぬいぐるみや人形を患者に見立てた「お医者さんごっこ」。子供の頃に多くの人が経験しただろう遊びだ。
ただ、ここまでしっかりと"患者"を診ていた人は、そうそういないかもしれない。
こちらは、関東在住の社会科講師・伊藤賀一(@itougaichi)さんが2024年10月16日に投稿した画像。
無地のノートに、何やらビッシリと表が。
「ポムポムプリン」「ちいかわ」「ハチワレ」「うさぎ」......などの名前が書かれた大きなマスと、その横にずらりと並ぶ小さなマス。「〇」や「つかれている」などが書き込まれている。
投稿者・伊藤さんは表について、こう説明している。
娘がぬいぐるみの健康管理をしている」
なるほど! これは、ぬいぐるみたちの健康管理表だったのか!
保健室の先生のつもり
18日、Jタウンネット記者の取材に応じた伊藤さんによると、「健康管理表」を作ったのは8歳の娘さん。
彼女が表を作り始めたのはこの秋になってから。たまたま風邪をひいて学校を休んだ時にやり出したのをきっかけに、ハマってるんだとか。
「ノートを書いたのは娘ですが、弟と2人で先生と保健室の先生のつもりみたいです(いや、弟もたぶん生徒扱いですね...笑)。
健康状態の判断基準は本人の感性なのでよくわかりませんが、表情とか、弟含めどのくらい触られた(遊んだ)か、などかと思います」(伊藤さん)
ちなみに、「×」となっている個所は健康状態に関してではなく、娘さん本人の設定上で「宿題をやっていない」などの精神状態を表したものらしい、とのことだ。
伊藤さんの娘さんがまとめた「ぬいぐるみたちの健康管理表」に、X上では15万件を超えるいいね(21日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「たまに疲れてる子いるのかわいすぎますね」
「子供は敏感に感じ取っているんですかね」
「疲れていることをわかってあげられるのはとても素敵だと思います^ ^」
娘さんについて「優しい子に育ってくれれば十分です」と語る伊藤さん。ぬいぐるみたちの様子を毎日見守る彼女はきっと、その願いのとおりに成長しているのだろう。